諦観のイヴ・ベセル 感想・レビュー

――惜しさごと愛せる、熱量の塊みたいなバトルADV

 画力 
 ハード度 
 ラブ度 
★★★★
★★★
抜き度シナリオブラウザ対応
★★
★★
エロゲ名諦観のイヴ・ベセル
ジャンルADV
原画hans.B
ブランドFuriKuru
価格10,780円
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目次

ストーリー概要:日常と崩壊、その落差が物語を動かす

本作は大きく分けて**「現実世界」と「崩壊世界」**の二層構造。
前半は少年少女たちの、どこか眩しくて忘れられない青春の日常が丁寧に描かれ、後半になるにつれて「願いや思いが力になる世界」へと物語はシフトしていきます。

この日常→非日常への落差がかなり強く、世界観が理解できてくる後半ほど物語の引力は増していく印象。
設定が明らかになるたびに「なるほど、そう来たか」と唸らされ、気づけば一気に読み進めてしまいました。

良かった点:日常パートとCGの完成度がとにかく高い

まず声を大にして言いたいのが、日常パートがめちゃくちゃ面白いという点。
キャラ同士の掛け合い、性格の掘り下げ、関係性の補強が非常にうまく、「この時間があるからこそ後半が効いてくる」と感じられる構成でした。

そしてCG。
人物の“立ち絵的な美しさ”だけでなく、動き・表情・構図で物語を語れる原画はバトルADVとの相性が抜群。
特に終盤の共闘シーンは、CGの説得力だけでテンションを持っていかれます。
(アルヘナと立花、ロックビルとハレの最終共闘CG、正直もっと欲しかった…)

気になった点:説明で済ませてしまう惜しさと情報量の多さ

一方で惜しかったのは、重要エピソードが文章説明で処理されがちな点
群像劇としてのクライマックス自体は盛り上がるものの、
・Addressの過去
・立花の2か月
・イヴ・ベセルの過去
このあたりは、日常や鬱展開を“体験”させてからクライマックスに持っていってほしかった、というのが正直なところ。

また、尺に対して登場人物が多く、全体像を把握するのが少し大変。
ヒロインよりもサブキャラの方が印象に残る場面もあり、「もう一段踏み込んだ個別描写が欲しい」と感じました。
UI面でも、選択肢スキップやバックログジャンプが無いのはやや辛かったですね。

総評:振り返るほど評価が上がりそうな一本

部分部分では確実に面白く、演出・CG・熱量は本物。
説明不足や構成の荒さはあるものの、2026年にこのタイプのADVを出してくれたこと自体に感謝したい、そんな作品でした。

プレイ直後より、数年後に「あれ、結構良かったな」と思い返すタイプのゲームな気もします。
次回作が出るなら、文句を言いつつもたぶんまた買います。
新作を遊べる喜びって、それだけで強い。

エロゲ名諦観のイヴ・ベセル
ジャンルADV
原画hans.B
ブランドFuriKuru
価格10,780円
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